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■急性化膿性中耳炎

風邪は一般的には
ウイルス感染による風邪症候群を指して言いますが、1~2月頃から始まるインフルエンザなども含めて急性上気道炎、急性咽頭炎などを総称して呼ば れることが多いようです。

症状としては咳、鼻水、発熱、咽頭痛、頭痛、関節痛など が代表的です。特に子供さんにおいて、これらの症状に加え耳痛、不機嫌、夜鳴き、耳触りなどの症状が加わると
急性中耳炎が疑われます。

では大人に比べどうして子供さんに急性中耳炎が多いのかというと、子供さんでは耳と上咽頭をつなぐ耳管が太く短く水平位にあるためと考えられています。それにくわえて大人よりも免疫力が弱く、また
アデノイドなどが感染源となりやすいせいもあり 咽頭に炎症を起こしやすいからなのです。よく、一度中耳炎にかかるとクセになるなどという人がみえますが、今言ったような理由で中耳炎になりやすい人は、体の構造上の問題や免疫力の問題で反復するのであって、クセになるというのは少し意味が違うのではないかと思います。


中耳炎を起こす細菌は、黄色ブドウ球菌、インフルエンザ菌、肺炎球菌などが多 く、原因となる細菌の種類によっては耳だれが長く続くような場合もあります。最近 では不適切な抗生物質の投与などにより多剤耐性菌などという、色んな薬に抵抗を持ち、薬が効きにくい細菌も増加しており問題となっております。

それでは急性中耳炎にかかってしまったらどのような治療をするかというと、まず 第一に上気道炎や風邪の治療が優先されます。鼓膜の発赤・腫脹が強い場合や、高熱が持続しそれが中耳炎によると考えられた時に鼓膜切開術が行われます。

鼓膜切開は 鼓膜の一部を切開し、中耳に貯留した膿を排出し減圧する方法です。つまり中に溜 まっているものをできるだけ少なくし、
耳内の洗浄や消毒、抗生物質の点耳を行い治療しようという考えです。また、排出された膿から細菌の培養検査を行い、起炎菌を調べたり抗生物質に対する感受性を調べたりするのです。








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